01 / 課題「1人辞めると、事業を続けられなくなる」
心糸は2026年1月に開設したばかりのステーションです。利用者様は介護保険と医療保険がおよそ半々で、精神科の方も1割ほど。代表の福本様は病棟で約15年働いたのち、「ご本人が望む過ごし方を、お家で支えたい」と独立しました。
採用が必要になったきっかけを教えてください。
スタッフが1名退職することになりました。訪問看護は常勤換算で2.5人が必要なので、それを下回ると事業を続けられなくなります。知人に相談して、すぐにジョブメドレーに求人を掲載しました。
掲載してから、困ったことはありましたか。
スカウトは送ったことがありませんでしたし、日中は訪問に出ているので、送る余裕も、応募者にすぐ返信する時間もありませんでした。別の会社からは「数ヶ月はかかるのではないか」と言われていて、正直、不安でした。
退職が決まったときは、どのようなお気持ちでしたか。
かなり焦りました。ただ、私自身の至らなかったところもあったと思いますし、改めて採用というものを経験させてもらうきっかけになったので、今は前向きに捉えています。
02 / 任せたこと「スカウトがいちばん大きかったです」
心糸様にとって、採用活動は今回が初めてでした。求人は掲載したものの、次に何をすべきかが分からない。不足していたのは求人媒体の数ではなく、採用の進め方を理解している担当者と、掲載した求人を動かすための時間でした。
弊社の採用代行は、スカウトの送信を代行するだけのサービスではありません。初回の打ち合わせで「採用活動とは何か」から整理し、求人票の再設計、媒体の選定、スカウトの送信、応募者への対応、面接後の評価まで、採用の6工程を一貫してお引き受けしました。事業者様にしていただくのは、面接だけ。それ以外の実務はすべて弊社が担い、代表が訪問に出ている日中も採用活動が止まらない体制を整えたことが、2週間で6名の応募という結果につながっています。
- 1条件設計
- 2求人票
- 3媒体運用
- 4スカウト
- 5応募対応
- 6内定後フォロー
ピンク=今回弊社が担当した工程(6は面接後の振り返りと内定承諾に向けた相談を担当)
「採用とは何か」から一緒に組み立てる
最初に決めるのは「1名を採用するために、何件の応募が必要か」です。応募から面接、内定、承諾へ進む割合を見立て、必要な応募数を逆算します。そのうえで採用にかけられる費用の上限と、施策に着手する順番を決めました。求人をやみくもに増やすのではなく、計画から着手します。
求人票を、応募が来る形に作り直す
同じ条件でも、求人票の書き方によって応募数は変わります。「オンコールなし」「年間休日130日」「残業は月0〜5時間」「子育て中の方歓迎」といった働きやすさを最上段に配置し、固定残業代の表記や駐車場の扱いといった細部まで、弊社が作成しました。
予算と時期に合わせて手段を使い分ける
有料媒体のみに依存しません。無料掲載やSNS、スポットワークまで含め、「いつまでに、どの程度の費用で採用したいか」に合わせてご提案します。急ぐ時期には投資し、採用後は費用を抑える。この使い分けによって、採用活動を継続できる体制を整えます。
想いと働き方が伝わるスカウトを、止めずに送る
病棟勤務の方、子育て中の方、パート勤務を希望する方など、対象に合わせて4種類の文面を用意しました。日中中心の訪問という働き方と、福本様の看護に対する考え方が伝わる内容です。これを週50通のペースで継続的に送信し、「スカウトで見つけた」と応募された方が内定を承諾されています。
応募者への返信と日程調整を代行
応募者が離脱する最大の要因は、返信を待つ時間です。訪問中で返信が遅れがちな代表に代わり、弊社が応募者への返信と面接日程の調整を担当しました。応募から面接までの期間を空けないことで、面接への到達率を維持しています。
面接の振り返りと、採用の判断を一緒に
「この方を採用すべきか」という判断を、お一人で抱える必要はありません。面接のたびに候補者ごとの評価、給与条件の折り合い、勤務時間の設計を一緒に整理し、内定から承諾に至るまでの進め方についてもご相談に応じました。
初めての採用で、不安はありませんでしたか。
採用のやり方は、右も左も分からない状態でした。でも毎週の打ち合わせで「こう進めれば理想に近づく」と道筋を示してもらえて、自分にはまったく無かった考え方を学ぶことができました。丸投げではなく、一緒に進めてもらえる。伴走型の採用支援は良いなと、素直に思いました。
人材紹介も、今後は選択肢として使うと思います。ただ今回は、そもそも採用とは何かというところから、面接の進め方、どういう基準で判断すればいいのか、求職者にどう魅力を伝えるのかまで、ぜんぶ丁寧に答えてもらいました。準備も一緒にしてもらえました。LINEですぐに質問できるので、訪問の合間に相談して、その日のうちに動けたのも助かりました。
弊社に任せた決め手は何でしたか。
ちょうど採用が必要になった直後にご連絡をいただきました。オンラインでお話しして、この方にならお任せできると直感で感じました。ほかの会社さんからも電話はありましたが、お話を伺う前にお断りしました。
今回の支援で、弊社が実際に行ったこと
採用代行は「スカウトの送信を代行するサービス」と受け取られることがあります。しかし今回の支援で実際に行ったことは、その範囲にとどまりません。打ち合わせで方針を決めて終わりではなく、求人票の作成、媒体の開設、スカウトの送信、応募者への返信、面接後の判断の整理まで、事業者様が面接以外に何もしなくてよい状態を弊社がつくりました。採用のご経験がない事業者様が最初の1名を採用するまでに、弊社が何を担ったのかを順を追ってご説明します。
1. 初回の打ち合わせ2回で、「何をすれば採用できるのか」を決める8月下旬
採用のご経験がなくても問題ありません。心糸様も、求人を掲載したあと何をすべきか分からない状態からのスタートでした。そこで初回の打ち合わせ2回は、「採用活動とは何か」から一緒に整理しました。
決めたのは3つです。目標(3ヶ月で1名、費用は人材紹介より低く)、採用したい人物像(条件・経験・勤務・人柄)、そして施策の順番(スカウト、成果報酬型媒体、有料媒体、スポットワーク、紹介、SNS)。応募が10件あれば1名は採用できると見立て、「まず応募10件」を当面の目標としました。
2. 「掲載しているだけ」の求人を、「応募が集まる」求人に再設計する
同じ条件でも、求人票の書き方で応募数は変わります。「オンコールなし」「年間休日130日・残業は月0〜5時間」「子育て中の方歓迎」といった、看護師が重視する点を最上段に置きました。固定残業代や駐車場の扱いなど、応募をためらう原因になる細部も弊社が書いています。
媒体の開設と運用も弊社が担当しました。Indeedの開設と有料掲載の予算管理、ジョブメドレーの正社員求人の新規作成、スポットワーク経由での採用オペレーションの構築。媒体からの営業電話も弊社が窓口になりました。福本様にお願いしたのは、内容の確認と承認のみです。求人票を書く、媒体に登録する、予算を調整するといった作業は、一切していただいていません。
3. 訪問に出ている時間帯も、スカウトを止めない
今回の6名の応募は、ジョブメドレーのスカウトやIndeedなどから生まれました。病棟勤務の方、子育て中の方、パート希望の方など、対象に合わせて4種類のスカウト文面を作成しました。いずれにも、日中中心の訪問という働き方と、福本様の看護に対する考え方を盛り込んでいます。
送信は週50通のペースで、月200通の枠を使い切りました。応募が集まった時点でいったん停止し、内定承諾後に再開の要否を判断しています。返信があった方への連絡と面談日程の調整も弊社が行いました。
4. 応募者への返信を遅らせない。面接後の判断も一緒に行う
応募者が離脱する最大の要因は、返信を待つ時間です。訪問に出ていると、返信はどうしても後回しになります。そこで応募への一次対応と面接日程のご案内は弊社が担当し、応募から面接までの期間を空けませんでした。
面接後も、お一人で判断を抱えていただくことはありません。候補者ごとに採用の意向、給与条件、勤務時間の設計を一緒に整理し、内定から承諾までの進め方もご相談に応じました。
5. 採用に関わることであれば、求人媒体の外側まで対応する
ホームページに残っていた「現在募集を行っておりません」の表記を、制作会社との調整を代行して修正しました。求人を見て関心を持った方が、この一文で離脱するのを防ぐためです。あわせてSNSの運用方針を設計し、代表インタビューと看護師の投稿への返信まで行っています。
進捗が見えない状態は、依頼する側の不安につながります。毎週金曜12時から30分の定例ミーティング(10月からは月1回)で完了事項と未着手事項を共有し、議事録を残しました。急ぎのご相談はLINEで随時お受けしています。
| 工程 | 弊社が実施 | お客様の作業 |
|---|---|---|
| 1採用設計 8月下旬 |
|
打ち合わせへの参加 方針の承認 |
| 2求人票・媒体 |
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求人票の確認・承認 |
| 3スカウト |
|
なし |
| 4応募対応・面接 |
|
面接の実施 採用の最終判断 |
| 5その他 |
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定例への参加(30分) LINEでの随時回答 |
採用のご経験がなくても、代表が訪問に出ていても、「面接だけすればよい」状態をつくれます。求人を動かし続ける実務は弊社が引き受け、事業者様には採用の判断に集中していただきます。
求人は出しているのに応募が来ない、スカウトや返信まで手が回らない事業者様へ。面接以外は、弊社が引き受けます
訪問看護の採用代行について詳しく見る→03 / 成果と変化「スカウトで見つけた、と言われました」
実際に応募は来ましたか。
運用を始めて1週間ほどで最初の応募が来て、2週間で6名から応募がありました。面接で「なぜうちを選んでくれたのか」と聞くと、「スカウトで見つけた」と言われました。
内定を承諾いただいたのは、午後からしか勤務できない事情で、ほかの事業所では断られていた方です。心糸は午後のご訪問が多いので、ちょうどかみ合いました。

面接に来られた方には、どのような傾向がありましたか。
訪問看護に関心をお持ちの方が多かったです。最初から訪問看護に決めているというより、「訪問看護が気になっていて、いろいろ見てみたい」という方が多い印象でした。
使ってみて、いかがでしたか。
メッセージの返信は、どうしても「時間がない」と後回しにしてしまいます。そこを任せられたのは本当に助かりました。それから、予算に合わせて、どの手段を使うかまで考えてくれるところ。目の前の採用だけでなく、中長期で一緒に伴走してもらえていると感じています。
04 / 支援の流れご契約から内定承諾まで
- 8月下旬ご契約・キックオフ2回
「採用とは何か」から整理。採用したい人物像、働き方の強み、ご予算、施策の優先順位を決める - 9月 1週目求人の作り直しとスカウト送信、応募対応を開始
Indeedの有料掲載とジョブメドレーの正社員求人を開始。スカウト文面を作成し、対象者を選んで送信。返信・日程調整は弊社が対応 - 9月 2週目最初の応募
運用開始から約1週間 - 9月 2〜3週目運用開始から2週間で、応募が6名に
面接日程を順次調整。面接のたびに振り返りを一緒に行う - 9月〜毎週金曜の定例とLINEで伴走
30分の定例で「完了したこと・未着手・改善提案」を共有。質問はLINEで随時 - 9月下旬看護師1名が内定を承諾
支援開始から約3週間。内定承諾を受けて、スカウト送信をいったん停止 - 11月〜費用を抑えた採用手段へ
次の採用に向けて、無料掲載やSNSの活用をご提案
05 / これから「もっと自由な訪問看護を」

保険でできることには限りがあります。いつかは、ご旅行に付き添ったり、冠婚葬祭にご一緒したりする訪問看護もやりたい。そのためにも、まずは同じ想いを持つ仲間を集めて、基盤を固めていきたいと考えています。

開設期のステーションでは、代表の時間が最も限られた資源です。求人を掲載するだけでは応募は集まりません。採用の進め方をゼロから一緒に組み立て、スカウトと応募者対応を止めずに動かし続けたことが、2週間で6名の応募と、約3週間での内定承諾につながりました。「初めての採用で、何から始めればよいか分からない」という段階からで問題ありません。面接以外のことは、すべて弊社にお任せください。今後は費用を抑えた手段も組み合わせ、採用を継続できる体制を一緒に整えてまいります。

