看護師の転職ベストタイミングはいつ?時期別の求人動向と円満退職の伝え方
結論:求人が増えるのは「1〜3月」と「9〜10月」。退職の申し出は3ヶ月前が目安
看護師の求人が最も増えるのは、4月入職に向けた1〜3月と、下半期の欠員補充が動く9〜10月です。一方で、退職は就業規則上「1ヶ月前」でも、シフト調整と引き継ぎを考えると3ヶ月前の申し出が円満退職の現実的なラインです。
つまり「転職したい月の3〜4ヶ月前」から動き始めるのが逆算の基本になります。
時期別・看護師求人の動向
| 時期 | 求人量 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1〜3月 | ★★★ | 4月入職の採用ピーク。選択肢が最も多い |
| 4〜5月 | ★☆☆ | 新体制が固まり求人は落ち着く |
| 6〜7月 | ★★☆ | 夏のボーナス後の退職に伴う欠員募集 |
| 9〜10月 | ★★★ | 下半期の補充・体制強化の採用が活発 |
| 11〜12月 | ★★☆ | 冬のボーナス後を見据えた採用が始まる |
ボーナスをもらってから辞めるには
賞与の支給日在籍要件(支給日に在籍していること)を就業規則で確認したうえで、支給日の後に退職日を設定します。例えば6月末支給なら、7〜8月退職・9月入職のスケジュールが典型です。「もらってすぐ辞めるのは気まずい」と感じる方が多いですが、支給後1〜2ヶ月空ければ実務上の支障はほぼありません。
円満退職の3ステップ
ステップ1:就業規則の確認(退職3〜4ヶ月前)
退職申し出の期限(1ヶ月前か3ヶ月前か)と、賞与の支給日在籍要件を確認します。
ステップ2:直属の上司(師長)に口頭で申し出る(3ヶ月前)
最初に伝える相手は必ず直属の師長です。同僚に先に話すと、うわさとして師長の耳に入り、心証を損ねます。伝え方の例:
「ご相談したいことがあります。一身上の都合により、◯月末で退職させていただきたいと考えています。引き継ぎは責任を持って行いますので、ご相談させてください。」
理由は「一身上の都合」で十分ですが、聞かれた場合は現職場への不満ではなく、次にやりたいことを軸に話すのが円満のコツです(例:「在宅医療に挑戦したい」「家庭との両立のため日勤の働き方に変えたい」)。
ステップ3:退職願の提出と引き継ぎ
口頭の合意後に退職願を提出し、受け持ち患者・委員会・プリセプティの引き継ぎ計画を自分から提示すると、最後の印象が大きく変わります。
強く引き止められたときの対処法
- 「人手が足りない」 → 人員配置は管理者の責任範囲であり、退職の自由は法律で保障されています。意思が固いことを淡々と繰り返すのが最も有効です
- 「次の異動で希望を叶えるから」 → 口約束で残って後悔するケースが多数。書面化されない条件は判断材料にしないこと
- 退職日を先延ばしされ続ける → 民法上、期間の定めのない雇用は申し出から2週間で退職できます(就業規則より法律が優先)。最終手段として知っておくと交渉が楽になります
転職活動はいつから始める?
在職中の転職活動が基本です。おすすめの逆算スケジュール:
- 4ヶ月前:情報収集・エージェント相談・希望条件の整理
- 3ヶ月前:応募・面接(並行して退職を申し出)
- 2ヶ月前:内定・条件確認・退職願提出
- 1ヶ月前〜:引き継ぎ・有給消化の調整
- 入職
よくある質問
年度途中で辞めるのは非常識ですか?
いいえ。欠員補充の求人は年間を通じてあり、年度途中の入職は珍しくありません。体調やご家庭の事情を我慢してまで年度末を待つ必要はありません。
転職先が決まる前に退職してもいいですか?
心身の限界であれば退職が先でも構いませんが、収入の空白と「早く決めたい焦り」で条件を妥協しやすくなるため、可能であれば在職中の活動をおすすめします。
面接で退職理由はどう伝えればいいですか?
不満ベース(人間関係が悪い等)ではなく、希望ベース(◯◯に挑戦したい・◯◯な働き方をしたい)に変換して伝えます。エージェントを利用する場合は、面接前に伝え方の添削を受けられます。
まとめ
- 求人のピークは1〜3月と9〜10月。動き出しは入職希望の3〜4ヶ月前
- ボーナスは支給日在籍要件を確認してから退職日を設計する
- 退職は「直属の師長に・3ヶ月前に・希望ベースの理由で」が円満の三原則
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